思い出を掘り出そう
幼き日、大きくなっても魅了される”ファンタジー”の扉をもう一度開いて旅立ちましょう。
分けて比べてみよう
ざっくばらんにファンタジーと一括りに見ていたものを、より細かく知ってみませんか?
次の”幻想”を造るのは
新しい子供たち、これからの大人たちに新しい幻想を届けるには、何を知ると捗るか探求しませんか?
はじめに
“幻想世界”の大別を見直しましょう
あなたが本棚で手に取り、その独特な世界に惹かれたのは何だったでしょうか?『指輪物語』か、はたまた『ハリー・ポッター』か。多種多様ですが、それらの大別を大まかに把握してみましょう。

より細かな区分を確認する
ハイ・ファンタジーとロー・ファンタジー。
二つの大別の後は、それぞれのジャンル内における”小ジャンル”を見直してみましょう。
Ⅰ:ヒロイックファンタジー(ハイ)
登場人物の内、主人公の活躍に焦点を当てて書かれた作品の事を指します。海外で言えば『英雄コナン』のシリーズ。日本での代表は『ロードス島戦記』になるでしょう。
Ⅱ:エピックファンタジー(ハイ)
主人公のみならず各陣営の動向等幅広く焦点を当てる作品の事を主に指します。海外では『指輪物語』、『ナルニア王国物語』。日本では『グイン・サーガ』でしょうか。
Ⅲ:ダークファンタジー(ハイ/ロー)
作品全体の雰囲気やストーリーラインが重く暗いモノをこう呼称する事があります。海外では『エルリック・サーガ』、日本での代表作は『ベルセルク(漫画)』となるでしょうか。
Ⅳ:エブリデイマジック(ロー)
日常の中に魔法が組み込まれている。魔法で日常が作られている作品等があたります。海外においては『ハリーポッターシリーズ』、日本では『魔法遣いに大切なこと』や『魔法少女モノ』でしょう。
Ⅴ:バトルファンタジー(ロー)
現代を舞台に不思議な魔法や超能力を駆使した戦闘を主眼に置いた作品はこちらで呼ばれがちです。『青の対魔師』や『とある魔術の禁書目録』、『Fateシリーズ』なども該当するでしょう。
Ⅵ:サイエンス・ファンタジー(ハイ/ロー)
サイエンスフィクション(SF)と、ファンタジーのキメラがこれにあたります。しかし境界線が非常にあいまいであるためここでは単語の紹介のみにとどめます。
その時代、何時代?
現在SNS等では『ナーロッパ』と揶揄されてしまいがちな、”時代考証の闇鍋感”を、少しでも探し出して直すためには、やっぱり勉強も必要です。
『中世』と言っても……
古代からあと、近世より前の時代を指しますが、特に欧州の場合は5~15世紀頃を指します。
1000年あるんすよ、中世。
古代より前は?
古代の場合、欧州舞台ならローマ帝国。東アジアなら春秋戦国~三國志頃ですが、それよりさかのぼる場合は『神代』等設定に一工夫必要です。
近現代舞台だと…
モデルが現代に寄れば寄るほど、ローファンタジー色が強くなります。ハイファンタジーでやりたい場合種族や技術に差異を作りましょう。ケモノヒロインとか、ヒロインとか、ヒロインとか。
未来はアリ?
近未来などもSFの世界になりますが大いにありでしょう。しかし作品の方向性は最初に決めておく方が無難です。
かじろう、”地政学”
川は山より湧き出でて下流に流れ海へたどり着く。当たり前の事ですが、その当たり前を逆手に取る事もファンタジーなら魅力的な選択肢です。
舞台の大地はどんな形?
大陸、半島、島国、列島と、現実の国家を参考にすればそこから物語を編み出す事も不可能ではありません。
川の役割は重い
現代では強固な橋が多くかかっているため実感し辛いかもしれませんが、川はかつて国境にもなるほどの隔たりを生んでいました。
地図から物語を
都市から都市/村落への変遷を、地図と一緒に作るとイメージも伝えやすくなるでしょう。
あえて逆張りも”アリ”
川が上から下へ流れる。あたり前が崩れる時、そこにファンタジーが生まれます。
“社会構造”はどんな感じ?
どんな作品を作るにしても『舞台』は必ず存在します。宇宙の『銀河共和国/帝国』にしても、路地裏の『魔法道具店』だとしても。
そしてそこに必ず存在する”階層”も、物語に深みを与えます。



ファンタジーの入り口とは
個々人により入口の好みというのは分かれるものですが、ここでは入門として触れておきたい先生方を一部(重要)ご紹介させていただきます。
全部紹介しようとするとページが足りないですからね。仕方ないね。

J・R・R・トールキン
『指輪物語』
『ホビットの冒険』
『シルマリルの物語』

C・S・ルイス
『ナルニア国物語』

栗本薫
『グイン・サーガ』

荒川弘
『鋼の錬金術師』

